ママと子どもの予防歯科

    二俣川(横浜市旭区)の歯医者、ニュータウンはぐくみ歯科のママと子どもの予防歯科

    「自分は歯でいろいろと苦労をしてきたので、子供には同じ苦労をさせたくないんです。」診療をしている中で、お母さんからこのようなお話をお聞きすることがあります。

    あるデータでは、シニア世代が「後悔していること」の1位は「歯の定期検診を受ければよかった」だったとのこと。歯が丈夫なうちはなかなか気が付きませんが、歯が心身の健康にもたらす影響はとても大きいということが解ります。母親にとって、お子さんの健康は自分の健康以上に気になってしまうものですが、実は、歯に関しては、お子さんを虫歯にしないためにはお母さん自身の歯をメンテナンスすることがとても重要だったりもします。

    当院では、お子さんの健康のためにも、妊娠中からのデンタルケアを強くおススメしております。

     

    お母さんのお腹の中で、赤ちゃんの歯は既にでき始めています。

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    赤ちゃんの歯は、お母さんのお腹の中にいる時に形成されています。そして、お母さんから歯の形成に必要な栄養をもらいながら再石灰化を進めていきます。

    歯の栄養には、カルシウムだけでなく、タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dといったの栄養素も必要です。

    生まれてくる赤ちゃんのためにも、妊娠中は特に、必要な栄養素が不足しないように栄養バランスを考えた食事をとるようにしましょう。

     

    妊娠中になりやすいお口のトラブル

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    このほど、ドイツとオランダの研究チームが「女性は子供の数が多いほど、抜ける歯も多い」という研究成果を明らかにしました。日本でも昔から「一子産むたび、歯を一本失う」と言われてきましたが、事実、妊娠中には歯や歯肉にトラブルが起きやすくなります。

    その理由としては、つわりによって歯みがきがおろそかになりがちな事、食生活が乱れ間食が増えてしまいがちな事、そのほかホルモンの乱れや唾液量の低下など、幾つもの悪条件が重なっているからです。

    妊娠性歯肉炎

    妊娠性歯肉炎とは、主に妊娠中期から後期にかけて発生しやすい歯肉炎で、女性ホルモンの分泌量が増すことで引き起こされやすくなる病気です。
    具体的には、妊娠中はエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが急激に増加しますが、このホルモンを栄養源として歯周病菌が繁殖し、炎症を増加させてしまうのです。
    妊娠中はつわりによってお口の中のメンテナンスが充分にできなかったり、食生活が乱れて間食が増えるなど、細菌の増殖しやすい条件が揃っていますので、比較的容易に歯肉炎を起こします。
    つわりや体調不良で歯磨きができないときは、洗口剤を利用したり、水やお茶などでうがいをしたり、キシリトールガムを噛むといった工夫をして、お口の中を清潔に保つことが大切です。

     

    お子さんを虫歯にさせないためのポイント

    当院には、毎回笑顔で来院されてくるお子さんがたくさんいます。それは、虫歯の治療ではなく予防のために通っているから。痛い思いや不快な思いをしなければ、お子さんだって歯医者嫌いにはならないのです。

    お子さんを虫歯にしないためにはデンタルケアももちろん重要ですが、日々の生活習慣なども大きな影響を受けます。ここでは日常的に気を付けて欲しい習慣についてご紹介します。

     

    添い寝しながらの母乳は控える

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    子供の虫歯発生率と母乳の与え方の関係を調べた日本の研究によると、2歳の時点で母乳を長期間飲んでいた子ども群は、飲んでなかった子ども群と比べて、虫歯のある子どもの数も虫歯の本数の平均も、統計的に多いことがわかりました。

    特に、長期間母乳を飲んでる子どもは上の前歯が虫歯になりやすいというデータもあります。

    理由としては、母乳を飲むときは舌を突き出して乳首を上顎に押し付けてしごいて飲むので上の前歯に母乳が付着しやすく、かつ母乳には7%ほどの糖分が含まれているため、母乳を寝ながら与える「添い乳」をした場合、虫歯になりやすくなってしまうのです。

    特に夜間は、お口の中を浄化してくれる働きのある唾液の分泌が減少してしまうので、さらにむし歯になりやすくなります。上の前歯が生えたら夜の添い乳はなるべく控え、寝る前には丁寧に歯を磨くようにしましょう。

     

    食事や間食は決まった時間に。ダラダラ食べをしない。

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    食事をするとお口の中は酸性に傾き、園さんによって少しずつ歯が溶け始めます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。

    脱灰は食後30分ほどは盛んに行われますが、唾液には酸を中和して脱灰した菌の表面を修復し、歯を強くする「再石灰化」の働きがありますので、この再石灰化がきちんと行われていれば、お食事によってお口の中が酸性になっても歯が溶かされて虫歯になることはありません。

    しかし、ダラダラ食べ等で酸性の時間が長いと、再石灰化が間に合わず、歯に穴が開く虫歯に進行してしまいます。

    また、頻繁に間食をしても再石灰化する前に脱灰が始まってしまうことになりますので、虫歯になりやすくなります。間食をする場合は食事との時間を開け、決まった時間に取るようにしましょう。

     

    乳歯を守る、予防歯科

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    当院では、大切なお子さんの歯を守るために、予防メンテナンスに力を入れています。

    子どもの頃のデンタルケアの習慣は、大人になってからもずっと続くもの。子供の頃にしっかりとした習慣を身につけ、お口の中の良い状態を保って入れば、大人になってから歯で困ることもなくなりますし、ほとんど治療をしなくても済むようになるからです。

    お子さんが楽しく歯医者に通えるようにするための様々な工夫、取り組みを行っておりますので、お気軽にご相談にいらしてください。

    →当院の小児歯科治療について
    →歯医者嫌いのお子さんも、ご相談ください

     

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